晴耕雨読

新潟県・佐渡ヶ島に移住した、古民家に住むおひとりさまの島暮らし

宮里様邸

古民家探訪(佐渡)・ 住宅編①
古民家を愛でることを趣味とする古民家ヲタク・古民家鑑定士の筆者による古民家探訪の記録。
佐渡の古民家の魅力を活かした暮らしや楽しみ。それらを味わい尽くす人達の物語をご紹介。


新穂にある宮里様邸は、佐渡の古民家を大胆にリノベーションした気品溢れる邸宅。
オーナーの方は普段は関東にお住まいのご様子で、時折ギャラリーとして利用されています。(住宅編ですが少し例外)


この日のイベントは「市橋輝之さんの版画と佐々木悦子さんの手仕事展」。
さっそく中へお邪魔してみましょう。

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広めのカウンターがお洒落。お酒や珈琲が似合う大人な空間です。

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見事な梁を活かしたダイナミックな空間。

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宮里様邸やこの日のイベントをプロデュースされたのは、京町茶屋(相川)や妙生庵 田(両津・閉店)のインテリアデザインも手掛けられた浜田省吾さん。新潟の雑誌『CARREL』に度々掲載されており、両津の飲食店・伊麻里さんも営まれています。

そして古民家によく似合う品々の誘惑・・・
和雑貨や絣の生地束、大島紬のポーチ、刺し子の手提げ、など素敵なお品物をいくつか購入。500円~とどう考えても生地代にも満たないお値段でこの愛らしさ。

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浜田さんの一閑張や襤褸、器。浜田さんの空間作りが物凄く好きです。
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過去こちらでは、市橋輝之さんの版画や市橋太郎さんの絵画の展示など不定期でギャラリーとして公開されています。

 

こんなギャラリーの様な素晴らしい邸宅で寛げるオーナー様が羨ましい限り・・・
佐渡にご滞在中の暮らしのお話をぜひ伺ってみたいものです。

雪国の洗礼~雪かきで全身筋肉痛~

1月14日、島にも最強寒波がやってきました。
自宅を一歩出たらこの白さ。これから仕事行くんですが・・・。f:id:seikouudoku-sado:20170118234104j:plain
わが家は佐渡で一番の繁華街を有する佐和田地区。街から5分山に進んだだけでこの雪。膝丈ほどとはいえ敷地内が完全に埋まりました。

結局実家から父が迎えにきてくれて無事出勤(遅刻)。敷地内から車が出せない状態な上、猛吹雪で視界不良。その日から実家に避難し、ノロノロ運転で出勤しています。

 

数日後、いったん自宅に戻るとまたこんもりとした雪がお出迎え。水道も凍ってる。
雪かき2時間してやっとこさ自宅に車を入れられました。その日は雪かきのせいか腕がじんじんして眠れない夜に。筋肉痛め・・・
Uターンして2回目の冬。雪国なめてました。↓は昨年の様子。


そんな雪との戦いの中で嬉しいことも。
雪かきを頑張っていたらご近所さんからキウイと大根漬けをたくさん頂く!わずかながら雪かきのお手伝いで御礼。
そしてこの美しい田園風景。純白に染まる田圃と真野湾。まるで雲海。f:id:seikouudoku-sado:20170119001209j:plain

 

「除雪は労働じゃない。エクササイズなんだ!」 という考え方もあるそうです。
確かに温まる。・・・けど。


 

 

Instagram はじめました

Instagramをはじめてみました。気まぐれです。

面白いのがハッシュタグ。キーワード検索の様なもので例えば「#佐渡」で検索すると、繋がりのない人の佐渡での「素敵な島旅」や地元の人による「なにげない風景」が切り取られていて楽しいのです。

ブログと違って、記事にするまでもない日常のことや、なんてことない写真の保存を目的にはじめてみました。ブログは自宅でゆっくり書きたい派なので、インスタはリアルタイムな佐渡生活の投稿が増えると思います。

Uターンして佐渡生活も1年半。余裕がなくて真っ白だった1年目から少し落ち着き、ブログの更新も少しずつできるようになりました。書きたいことは山積みで、実は下書きフォルダはいっぱいです。さらに今でも毎日、感動や新鮮な驚き、嘆き、悦びがあります。そんな佐渡の日々移ろいゆく季節や数えきれない程の魅力をお届けしたい。そんな気持ちで書き続けたいと思います。

 

いいなと思ったことをすぐに伝えたい時。写真とひと言。
Instagram、ものぐさな私にぴったりです。

よろしければ「nadeshico」で検索してみてください。

 

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      相川の純喫茶「カトレア」にて思いつく

紅ズワイガニ、一杯200円。

今夜の夕食はこちら。
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佐渡沖の紅ズワイガニ
足が欠けているせいかお安くげっと。いつもよりちょっと格上で一杯約400円。おそらく旅館の夕食だったら追加メニューで1品3,000円級の大きさです。身はみっしり。カニみそもたっぷり。美味なり。


購入先は佐渡・赤泊の「弥吉丸カニ直売所」さん。
来島するお客様を連れて行くともれなく皆歓喜に酔いしれます。地元の私達家族も赤泊方面に出掛けたら寄らずにはおれずその日の夕食はだいたい蟹に決定。特別なことではありません。子供の頃は近くのタコ公園でおやつ代わりに食べたことも。

 

人気は1袋1,000円のカニ袋!!
中身はなんと紅ズワイカニが平均6杯。価格設定狂ってます。
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時期により冷凍だったり、サイズや旨味に差はあるものの、大きなはずれはありません。朝漁に出て、獲れたてをすぐに茹でているそうなので鮮度・うま味は抜群です。あまりの安さに配送すると配送料の方が高いという珍事もあるそうな。
私のおすすめ「いかの沖漬け」もぜひお試しください。やみつきになる旨さです。
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だいたい食べきれず、蟹ごはんや蟹汁にして2度目のお楽しみに。

 

しこたまカニを食べたいそこの貴方、佐渡に遊びに来ませんか?
「60分!カニ食べ放題日帰りバスツアー!」なんて行かなくても、新鮮・美味しい・安い佐渡沖の蟹をゆっくり堪能できますよ。
直売所から少し車を走らせると北雪酒造もあります。「蟹と地酒を味わうおいしい島旅」はいかがでしょうか。

 

ちなみに近くに地元の方御用達の直売所「金竜丸」さんもありますが、いつ行っても開いていない私の中で幻のお店。気になる。

 

 

弥吉丸カニ直売所
新潟県佐渡市赤泊669-5
0259-87-3146
※1・2月は禁漁期

 

民藝をめぐる島旅~佐渡の竹細工~

佐渡は陶磁器・竹細工・鋳物・織物 etc..と民藝品が溢れる島。
島独自の風土、情緒、習慣から生まれた生活の道具たち。その質の高さ、美しさはまさに「用の美」。それらがごく自然に暮らしの中にある豊かな島です。
そんな佐渡の民藝をめぐる旅はいかがでしょうか。

 

今回ご紹介するのは佐渡の竹細工のひとつ。
小木の竹細工職人・数馬昭男さんの籠バッグ。

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美しい佇まい。

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底の見えないところまで繊細優美な造り。

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中の生地も佐渡の伝統工芸「裂き織り」。
古くなった着物を裂き、糸にして織る生地で、丈夫で雨や風を通しにくいため昔から海や山で働く人の仕事着などとして愛用されてきました。
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軽くて、和装にも洋装にも合い、連れて出掛けるのが楽しみな程お気に入りです。

 

数馬さんのご出身は、江戸時代から続く竹細工の産地・小木。
小木では昔から良質の竹が取れるため、どの家庭でもザルやカゴを編んでいたようです。島民にとって竹細工は身近な日用品。我が古民家にも作りかけのカゴや使い込まれた竹道具が置いてありました。それらの中から美しい網目に出会った時の悦びたるや。
編めるお年寄りはまだまだご健在ですが、竹細工職人といわれる方は数名。アートや工芸作家の方も数名。守り続けたい技術です。

 

来週の3連休は、信州松本の民藝をめぐるひとり旅。うふふ

 

 

数馬昭男さん
新潟県佐渡市小木町604
090-5403-2235
籠バッグ 38,000円